9月13日(土)

子ども教育支援建築会議

「ゆとり建築・ゆとり都市@福岡『そと・まち・自然:こどもにやさしいまちのかたち(仮)』」

SNSやゲームなどで室内に閉じこもりがちなこどもたちは、コロナ禍以降、均質な室内環境での均質な体験が増加し、自然との触れ合いやまちなかの生活体験を含む屋外での多様な体験が失われつつある。

本シンポジウムでは、都市におけるどのような成育環境が、こどもの自然との触れ合いや、 まちなかでの生活体験の機会を増やし、多様で 豊かな体験を提供していけるのかを議論し、これからの『こどもにやさしいまち・まちの居場 所』はどのようなかたちであるべきかについて考える。

特に、本当の意味でのインクルーシブな公園とは何か?こども・若者・みんなにやさしい都市緑地のあり方とは?まち保育にやさしいまちとは?等の視点に精通した実践者や有識者の方にご登壇いただき、これから我々が目指すべき『こどもにやさしいまちのかたち』について議論を深めていきたい。

主催

子ども教育支援建築会議

日時

9月13日(土)13:30―16:30(予定)

会場

福岡市立美術館 アートスタジオ(設計:前川國男・福岡市中央区大濠公園1-6)

登壇者

古賀彩子(一般社団法人PLAY FUKUOKA代表理事)
徳永哲(株式会社ランドスケープ村代表、東京大学生産技術研究所リサーチフェロー、九州大学芸術工学部非常勤講師)
三輪律江(横浜市立大学都市社会文化研究科)
山下智也(北九州市立大学、きんしゃいきゃんぱす代表)
佐久間治(九州女子大学)

参加費

無料(予定)

詳細

本会Webページ「出展者・募集」欄参照

オープン・ハウス・フクオカ

福岡市の中心部に位置する2つの地区、天神と大濠公園周辺で見学範囲を設定し、参加者が自由に巡るオープンハウス形式のツアーを行う。中心業務地区である天神地区では時代性を映す商業・オフィス建築を、また、福岡城の外堀に由来する大濠公園周辺では様々な文化・観光施設を中心に巡る。あわせて、両地区で参加人数限定のガイドツアーも行う。

日時

9月12日(金)・13日(土)

見学場所

①天神周辺地区、②大濠公園周辺地区(両地区で各1回ガイドツアーを行う)

定員

参加自由、ガイドツアーは各定員20名(予定)

参加費

無料、ガイドツアーは有料(金額未定)

有田内山地区:窯業450年の歴史と、伝建地区指定30年の取り組み

1991年に青磁町として有田町有田内山伝統的建造物群保存地区に、2016年には日本磁器のふるさと肥前の構成文化財として日本遺産に指定された『有田内山地区』は、旧国道筋2kmに、採石場や登窯跡などの産業遺産と、半数以上が戦前に建てられ外観も間取りも伝統的な町家からなる約250棟の家屋郡から成る町並みである。約450年前に、伝統産業である陶磁器の産業都市として築かれ、その後、時代の変化に応じて続いた窯業が育んだ景観と暮らしが町並みとして残るエリアである。本見学会では、有田町歴史民族資料館や九州陶磁器文化会館などの現代建築や伝建地区の町歩きを通して、有田内山地区450年の歴史と、伝建地区指定以後の30年の取り組みを巡る。また、ツアーの最後には、産地で焼き物を買う楽しみも感じてもらいたい。

日時

9月13日(土)8:30集合(博多駅筑紫口)、18:00解散(有田10:00到着・16:30出発)

見学場所

有田町歴史民族資料館(内田祥哉、三井所清典)、唐臼跡・トンバイ塀などHOPE計画による町並み、佐賀県立九州陶磁文化館(1982年度日本建築学会学会賞, 内田祥哉、三井所清典)、有田焼産地見学

定員

25名(予定)

参加費

未定