開会式・閉会式
開会式
日時 | 9月9日(火)8:45―9:00 |
会場 | オンライン |
閉会式
日時 | 9月12日(金)17:00―17:15 |
会場 | 九州大学伊都キャンパス センター2号館 2308室 |
記念シンポジウム
(仮)アジアから考えるグリーン・デザイン
近代建築運動が始まって100年以上が経過したが、石炭や石油など化石燃料をエネルギー源とする産業革命と、それに伴う資本主義経済の発展は、今日まで続いている。この間の爆発的な人口増加、CO2排出量の増加、気候変動は、世界的な議論を巻き起こし、建築や都市計画を専門とする我々も影響を受けないわけにはいかない。これらの課題に対し、地球温暖化の影響により亜熱帯化しつつある日本の現状も含め、アジア全体の視点から環境を捉えることが必要であろう。自然をコントロールし、領域を拡張してきたヨーロッパ的な近代化に対して、自然を敬い自然と共存してきたアジアの文化や価値観を参考にすると、近代とは異なる可能性が見えてくるのではないか。本シンポジウムでは、シンガポールを拠点に高層ビルの立面緑化や自然との共生を図る都市デザインなど、気候変動や都市化などの課題に取り組むWOHAからRichard Hassell氏をお迎えし、WOHAの建築作品の紹介を通し、次の時代の建築や都市についてお話いただく。
日時 | 9月10日(水)14:00―15:30(予定) |
会場 | アクロス福岡・イベントホール |
定員 | 900名(予定)(会員および一般市民、入場無料) |
登壇者 | Richard Hassell(建築家、WOHA) |
進行・ディスカッション | 末光弘和(建築家、九州大学)・その他(未定) |
見学ツアー
糸島の文化財を巡る
大会会場である九州大学伊都キャンパス周辺の文化財を巡る。櫻井神社は本殿が寛永9年(1632)、拝殿と楼門が江戸前期の創建とされ、髙祖神社は本殿が天文10年(1541)の創建とされる。いずれも令和5年に重要文化財に指定されている。また、この地域の近代和風住宅の代表例として、椛島家住宅(旧満生家住宅)と旧西原家住宅を見学する。国史跡の古墳などにも立ち寄り、この地域の様々な種別の文化財を巡る。
日時 | 9月9日(火)13:00―17:30 |
集合場所 | 古材の森(旧西原家住宅)糸島市前原中央3丁目18-15 |
使用車両 | 中型バス |
見学場所 | 櫻井神社(重要文化財)、髙祖神社(重要文化財)、椛島家住宅(旧満生家住宅・国登録有形文化財)、旧西原家住宅(古民家活用例)、一貴山銚子塚古墳(国史跡)など。※福岡県文化財保護課および修復担当建築家による解説付き |
定員 | 25名(予定) |
会費 | 未定 |
世界文化遺産・三池港非公開施設と三池炭鉱を巡る
日本における産業革命初期の重工業施設群で構成される世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産-製鉄・製鋼、造船、石炭産業-」は2015年7月の世界遺産登録からまもなく10年を迎える。本ツアーでは、23件に及ぶ構成資産のうち、福岡県内に所在する三池炭鉱の構成資産である三池炭鉱宮原坑及び三池港閘門をバスで巡回する。三池港閘門については、現役稼働施設のため通常非公開の閘門について福岡県による協力の下、特別に見学を行う。
日時 | 9月12日(金)8:30分集合(博多駅筑紫口)8時間程度を予定・現地集合離脱可 |
使用車両 | 大型バス |
見学場所 | 旧長崎税関三池支署、三池港閘門(世界文化遺産)、三池炭鉱宮原坑(世界文化遺産)など(県世界遺産担当職員による解説付き・予定) |
定員 | 38名(予定) |
参加費 | 未定 |
有田内山地区:窯業450年の歴史と、伝建地区指定30年の取り組み
1991年に青磁町として有田町有田内山伝統的建造物群保存地区に、2016年には日本磁器のふるさと肥前の構成文化財として日本遺産に指定された『有田内山地区』は、旧国道筋2kmに、採石場や登窯跡などの産業遺産と、半数以上が戦前に建てられ外観も間取りも伝統的な町家からなる約250棟の家屋郡から成る町並みである。約450年前に、伝統産業である陶磁器の産業都市として築かれ、その後、時代の変化に応じて続いた窯業が育んだ景観と暮らしが町並みとして残るエリアである。本見学会では、有田町歴史民族資料館や九州陶磁器文化会館などの現代建築や伝建地区の町歩きを通して、有田内山地区450年の歴史と、伝建地区指定以後の30年の取り組みを巡る。また、ツアーの最後には、産地で焼き物を買う楽しみも感じてもらいたい。
日時 | 9月13日(土)8:30集合(博多駅筑紫口)、18:00解散(有田10:00到着・16:30出発) |
見学場所 | 有田町歴史民族資料館(内田祥哉、三井所清典)、唐臼跡・トンバイ塀などHOPE計画による町並み、佐賀県立九州陶磁文化館(1982年度日本建築学会学会賞, 内田祥哉、三井所清典)、有田焼産地見学 |
定員 | 25名(予定) |
参加費 | 未定 |
オープン・ハウス・フクオカ
福岡市の中心部に位置する2つの地区、天神と大濠公園周辺で見学範囲を設定し、参加者が自由に巡るオープンハウス形式のツアーを行う。中心業務地区である天神地区では時代性を映す商業・オフィス建築を、また、福岡城の外堀に由来する大濠公園周辺では様々な文化・観光施設を中心に巡る。あわせて、両地区で参加人数限定のガイドツアーも行う。
日時 | 9月12日(金)・13日(土) |
見学場所 | ①天神周辺地区、②大濠公園周辺地区(両地区で各1回ガイドツアーを行う) |
定員 | 参加自由、ガイドツアーは各定員20名(予定) |
参加費 | 無料、ガイドツアーは有料(金額未定) |
大会懇親会
大会懇親会
懇親会は、Grand Festa Hakata(ポストモダニズムの巨匠マイケル・グレイヴス氏による旧ホテル「ハイアット・リージェンシー・福岡」)を会場として、大会2日目に開催されます。大会懇親会を、多くの関係者と親交を深めていただく機会にいたしたく、お誘いあわせの上、ふるってご参集ください。
会場には、九州大学から送迎バス(有料)を用意しています。九州の銘酒を取りそろえて皆様のご来場をお待ちしております。多くの方々が心地よく交流を深められる場となれば幸いです。
日時 | 9月10日(水)18:30 ~ 20:30(受付 18:00 ~) |
会場 | Grand Festa Hakata「BALLROOM」 |
住所 | 福岡市博多区博多駅東2-14-1 The Basics Fukuoka内 |
会費(税込み) | 事前会費(2025年8月8日(金)まで) 当日会費(2025年8月9日(土)以降、当日まで) |
申込期間 | 未定 |
申込方法 | 準備中 |
問合せ先 | 九州支部(大会懇親会係) |
その他 |
|
表彰式・展示会
2025年度支部共通事業日本建築学会設計競技
「『解築学』を可視化する-解体と循環の時代を切り拓け」公開審査・表彰式(全国入選)
日時 | 9月10日(水)9:30―14:30(公開審査)、15:45―16:30(表彰式) |
会場 | 九州大学伊都キャンパス イーストゾーン 大講義室Ⅱ |
全国審査員 | 委員長松村秀一(神戸芸術工科大学学長) 委員井上信次郎(日本設計) |
2025年度日本建築学会技術部門設計競技
「職人たちの腕がなる新たな施工技術とデザイン」表彰式
日時 | 大会期間中(未定) |
会場 | 九州大学伊都キャンパス |
2025年日本建築学会奨励賞贈呈式
2025年日本建築学会優秀卒業論文賞・優秀修士論文賞表彰式
日時 | 9月10日(水)13:30―15:00 |
会場 | 九州大学伊都キャンパス |
2025年日本建築学会作品選集新人賞受賞者記念講演・表彰式
日時 | 9月11日(木)14:00―17:00 |
会場 | 九州大学伊都キャンパス |
建築作品展
日時 | 9月10日(水)―12日(金)9:00―17:00 |
会場 | 九州大学伊都キャンパス |
展示 | 2025年日本建築学会賞(作品・技術・業績) |
関連行事
【会員限定】第14回司法支援建築会議建築紛争フォーラム
「アスベストを巡る建築関連紛争の現状と課題」
主催 | 司法支援建築会議 |
日時 | 9月8日(月)13:30―17:00 |
会場 | 九州大学 筑紫キャンパス C-CUBE 筑紫ホール |
アクセス | 福岡県春日市春日公園6-1、鹿児島本線JR大野城駅より徒歩5分 |
参加費 | 無料 |
申込先 |
子ども教育支援建築会議
「ゆとり建築・ゆとり都市@福岡『そと・まち・自然:こどもにやさしいまちのかたち(仮)』」
SNSやゲームなどで室内に閉じこもりがちなこどもたちは、コロナ禍以降、均質な室内環境での均質な体験が増加し、自然との触れ合いやまちなかの生活体験を含む屋外での多様な体験が失われつつある。
本シンポジウムでは、都市におけるどのような成育環境が、こどもの自然との触れ合いや、 まちなかでの生活体験の機会を増やし、多様で 豊かな体験を提供していけるのかを議論し、これからの『こどもにやさしいまち・まちの居場 所』はどのようなかたちであるべきかについて考える。
特に、本当の意味でのインクルーシブな公園とは何か?こども・若者・みんなにやさしい都市緑地のあり方とは?まち保育にやさしいまちとは?等の視点に精通した実践者や有識者の方にご登壇いただき、これから我々が目指すべき『こどもにやさしいまちのかたち』について議論を深めていきたい。
主催 | 子ども教育支援建築会議 |
日時 | 9月13日(土)13:30―16:30(予定) |
会場 | 福岡市立美術館 アートスタジオ(設計:前川國男・福岡市中央区大濠公園1-6) |
登壇者 | 古賀彩子(一般社団法人PLAY FUKUOKA代表理事) |
参加費 | 無料(予定) |
詳細 | 本会Webページ「出展者・募集」欄参照 |
付随行事
第37回懇親テニス大会
本会テニス同好会では、2025年度大会にあわせて、下記によりテニス大会を開催することになりました。多数の皆様のご参加をお待ち申 し上げております。
主催 | 日本建築学会テニス同好会 |
会長 | 斎藤公男(日本大学名誉教授) |
副会長 | 上和田茂(九州産業大学名誉教授) |
日時 | 9月8日(月)13:00―17:00(予定) |
会場 | スプラージ金の隈(かねのくま)インドアテニスコート |
住所等 | 〒812-0863 福岡県福岡市博多区金の隈1-43-43 |
交通 | 福岡空港からタクシーで約10分 |
参加人数 | 20名(予定) |
試合形式 | 各試合ペア組み替えによる対戦。 |
懇親会 | 大会終了後、博多市内(未定)で総会と懇親会を開催いたします。 |
参加費用 | 4,000円(予定) |
申込み | E-mail にて件名を「テニス大会申込み」と標記のうえ、1. 氏名、2. 住所、3. 所属、4. 連絡先(TEL、携帯、E-mail)、5. 懇親会への参加の有無をお知らせください。 |
締切 | 2025年6月14日(土) テニスコート予約の都合で参加申し込みを早く設定しました。お早めにお申し込みください。 |
申込先 | 日本建築学会テニス同好会 幹事 |
学生による語り合いのシンポジオン2025
学生諸君は「日々の日常活動を大切に」と考 え、まちづくり、住まいづくり、種々ボランテイアなど、旺盛なチャレンジ精神で主体的かつ精 力的に活動しています。シンポジオンでは、そうした学生諸君の活動について話題提供の場を設け、語り合いと自由討議により参加者全員で交流いたします。
日時 | 9月10日(水)13:30―16:00 |
会場 | オンライン Zoom |
定員 | 100名(申込先着順) |
内容 | 話題提供学生による活動プレゼンテーションおよび自由討議 ◆A.話題提供(学生チーム)全国各地の大学・短大・高専等から5–10チ ーム程を募集いたします。開催地域以外の参加も大歓迎です。件名に「建築学会大会シンポジ オン話題提供申込み」と明記して、下記の項目を記入の上、E-mailでお申し込みいただきます。なお、チームは複数名で構成いただければ幸いです。
申込締切:8月31日(日)19:00 ◆B.交流としての参加(学生・職業人・市民)話題提供はせず、話題提供学生と自由に語り交流をお願いします。 |
問合せ・申込先 | 粟原知子(福井大学) |
2025年度学生と地域との連携によるシャレットワークショップ
大牟田のまちづくりデザインを考える
本シャレットワークショップは、5泊6日(6日目は片付け)の期間中、全国から公募により集まった建築・都市計画を専門とする学生(30名程度)と、本会議の委員が講師として福岡県大牟田市に滞在し、地域の協力のもとで調査、グループワークをしながら、まちの将来像をデザイン、提案する実践型の「シャレットワークショップ」です。
共催 | NPO 法人まちづくりデザインサポート、住まい・まちづくり支援建築会議 |
参加費 | 15,000 円(宿泊費等生活にかかる費用は各自別途) |
ワークショップ期間 | 9月3日(水)―7日(日)(予定) |
作品展示 | 9月9日(火)―12日(金)九州大学(予定) |
講評会会場 | 九州大学(予定) |
講師 | 野原卓(横浜国立大学)、阿部俊彦(立命館大学)、泉山塁威(日本大学)、岡絵理子(関西大学)、北原啓司(弘前大学)、黒瀬武史(九州大学)、小林剛士(山口大学)、小林正美(明治大学)、野澤康(工学院大学)、野嶋慎二(福井大学)、三輪律江(横浜市立大学)、藪谷祐介(富山大学)(以上、教育・普及部会、ほか特別講師数名を予定) |
詳細 | 本会Webページ「催し物・公募」欄 参加申し込みいただいた方には、提出資料等、追って詳細な案内をお届けいたします。定員を超過した場合は、提出資料の内容を基に参加者 を選定いたします。 |
申込先 | 住まい・まちづくり支援建築会議 教育・普及部会 幹事 |