関連行事

孤風院のこれからについて考える

孤風院とは、1908(明治41)年に建てられた熊本高等工業学校(現 熊本大学工学部)の講堂が、1974(昭和49)年、建設からの経年と激化する学生運動への懸念を理由に取り壊しが決定されたことを受け、当時熊本大学の助教授であった建築家の木島安史(1937-1992年)により1975(昭和50)年に住宅兼アトリエとして阿蘇に移築・改修された木造建築である。氏の逝去から30年以上が経過し、これまでに氏の関係者や熊本大学によって補修などの様々な取り組みがなされてきた。現時点では個人で維持されているが、熊本地震を経て補助金を受け登録文化財の手続きが進められている。参加者の皆さんに孤風院を見学し、明治期の建築を継承することについて考えていただきたい。午後のトークセッションではこれまでの取り組みに関わってこられた方々にそれらの取り組みと課題についてお話いただき、孤風院のこれからについて考える。

日時

9月13日(土)①見学会/9:30―10:30、②見学会/10:30―11:30、③見学会とトークセッション/13:00―15:00

見学場所

阿蘇市周辺 参加者には追って詳細をご案内します。公共交通機関でのアクセスが可能。

定員

各回20 名(予定)

登壇者

石井翔大(日本文理大学)、岩元真明(九州大学)、木島千嘉(木島千嘉建築設計事務所)、髙木淳二(㈱高木冨士川計画事務所TFA代表取締役、NPO法人環境圏研究所E-Spin理事長、捏ねる職人一座 「DaDaな店(Artisan Autonomy DaDaAA)」主宰)、田中智之(早稲田大学)

進行

藤本章子(熊本大学)

参加費

無料

申込先
問合先

熊本支所 藤本(熊本大学)fujimoto@arch.kumamoto-u.ac.jp

都市・まちづくりコンクール プレシンポジウム

「居心地が良く歩きたくなるまちづくり」

全国の都市建築系学生を対象とした「都市・まちづくりコンクール」は、コロナ禍以降しばらく休止していたが、2026年春期から改めて開催することが計画されている。今回のシンポジウムでは、その趣旨とテーマについて、深く掘り下げた議論をする。
国土交通省が提唱する「居心地が良く歩きたくなる」まちなかの形成では、居心地の良い空間の形成について、「まちなかの居心地の良さを測る指標」を作成し、「都市空間の質」について、空間の状態に加え、滞在者がどのように感じ【主観】、どのように利用しているか【活動】を把握することで、これまで捉えることが難しかった「まちなかの居心地の良さ」を可視化しようとしている。本シンポジウムでは、この観点も含め、具体的な先進的事例を共有し、居心地の良い空間の形成(安心感・寛容性・安らぎ感・期待感)のあるべき方向について幅広く議論する。

主催

都市・まちづくりコンクール実行委員会

共催

日本建築学会九州支部、株式会社総合資格

日時

9月11日(木)14:00―17:00

会場

九州大学伊都キャンパス イーストゾーン イースト1号館5階 E-B-525多目的室

登壇者

崎谷唯比古(国土交通省)、柴田久(福岡大学)、宋俊煥(山口大学)、三浦誌乃(中央大学)、八木弘毅(日建設計)、小林正美(明治大学)

2025年度学生と地域との連携によるシャレットワークショップ

大牟田のまちづくりデザインを考える

本シャレットワークショップは、5泊6日(6日目は片付け)の期間中、全国から公募により集まった建築・都市計画を専門とする学生(30名程度)と、本会議の委員が講師として福岡県大牟田市に滞在し、地域の協力のもとで調査、グループワークをしながら、まちの将来像をデザイン、提案する実践型の「シャレットワークショップ」です。

共催

NPO 法人まちづくりデザインサポート、住まい・まちづくり支援建築会議

参加費

15,000 円(宿泊費等生活にかかる費用は各自別途)

ワークショップ期間

9月3日(水)―7日(日)(予定)

作品展示

9月9日(火)―12日(金)九州大学

講評会会場

九州大学伊都キャンパス イーストゾーン イースト1号館 E-B-525多目的室

講師

野原卓(横浜国立大学)、阿部俊彦(立命館大学)、泉山塁威(日本大学)、岡絵理子(関西大学)、北原啓司(弘前大学)、黒瀬武史(九州大学)、小林剛士(山口大学)、小林正美(明治大学)、野澤康(工学院大学)、野嶋慎二(福井大学)、三輪律江(横浜市立大学)、藪谷祐介(富山大学)(以上、教育・普及部会、ほか特別講師数名を予定)

詳細

本会Webページ「催し物・公募」欄

参加申し込みいただいた方には、提出資料等、追って詳細な案内をお届けいたします。定員を超過した場合は、提出資料の内容を基に参加者 を選定いたします。

申込先

住まい・まちづくり支援建築会議 教育・普及部会 幹事
小林剛士(山口大学)
E-mail:taki210@yamaguchi-u.ac.jp

子ども教育支援建築会議

「楽々建築・楽々都市@福岡 そと・まち・自然 こどもにやさしいまちのかたち」

SNSやゲームなどで室内に閉じこもりがちなこどもたちは、コロナ禍以降、均質な室内環境での均質な体験が増加し、自然との触れ合いやまちなかの生活体験を含む屋外での多様な体験が失われつつある。

本シンポジウムでは、都市におけるどのような成育環境が、こどもの自然との触れ合いや、 まちなかでの生活体験の機会を増やし、多様で 豊かな体験を提供していけるのかを議論し、これからの『こどもにやさしいまち・まちの居場 所』はどのようなかたちであるべきかについて考える。

特に、本当の意味でのインクルーシブな公園とは何か?こども・若者・みんなにやさしい都市緑地のあり方とは?まち保育にやさしいまちとは?等の視点に精通した実践者や有識者の方にご登壇いただき、これから我々が目指すべき『こどもにやさしいまちのかたち』について議論を深めていきたい。

主催

子ども教育支援建築会議

日時

9月13日(土)13:30―16:30(予定)

会場

福岡市立美術館 アートスタジオ(設計:前川國男・福岡市中央区大濠公園1-6)

登壇者

古賀彩子(一般社団法人PLAY FUKUOKA代表理事)
柴田隆一(一般財団法人公園財団)
徳永哲(株式会社ランドスケープ村代表、東京大学生産技術研究所リサーチフェロー、九州大学芸術工学部非常勤講師)
三輪律江(横浜市立大学都市社会文化研究科)
山下智也(北九州市立大学、きんしゃいきゃんぱす代表)
佐久間治(九州女子大学)

参加費

無料

詳細

【会員限定】第14回司法支援建築会議建築紛争フォーラム

「アスベストを巡る建築関連紛争の現状と課題」

主催

司法支援建築会議

日時

9月8日(月)13:30―17:00

会場

九州大学 筑紫キャンパス C-CUBE 筑紫ホール

アクセス

福岡県春日市春日公園6-1、鹿児島本線JR大野城駅より徒歩5分

参加費

無料

申込先